被災住家状況

令和2年7月3日からの大雨は、全国規模の大きな災害を起こしています。
特に九州において甚大な被害が発生していますが、被災された方々が1日も早く笑顔を取り戻されるよう、お祈り申し上げます。

 

昨年8月、災害時における被災地への情報支援を目的とするN2EM(National Network for Emergency Mapping)に参加しました。
昨年発生の台風15号の際は千葉県内 住家被害のデータ入力をサポートさせてもらったのですが、
『今回の令和2年7月豪雨でも、遠く離れた柏崎市でもサポートできる事はないだろうか?』
と、各県から発表される住家被災状況、厚生労働省から発表される給水・断水状況のデータ入力を7月4日から行っていました。

 

データ入力の結果はN2EMホームページからCSV形式のオープンデータとして公開され、防災科研クライシスレスポンスサイトでは地図上に被害状況が可視化されています。

 

それとは別に、自分でデータ収集し、公開していただくに至ったオープンデータを、
『自分の感性で地図化してみたい』
と今回、WEB上に視覚化しました。

 

技術的な取組みについては“事例04 オープンデータ可視化”に、N2EM事務局 取出さん・遊佐さんとのやり取り&試行錯誤は投稿ページで少し連載してみたいと思います。

 

日付変更線をまたいでしまいましたが、16年前の7月13日は新潟県中之島地域を中心に7.13水害が発生した日でした。7.13水害の3カ月後には新潟県中越地震が発生しています。
被災者自らが昼夜を問わず状況把握に走り、復興に向けて走り続けなければならない大変さが16年前の記憶として蘇ります。

 

WEBマップは、以下URLもしくはスクリーンショットのクリックからご確認いただけます。
※ データは随時更新の予定です。

令和2年7月豪雨 被災住家状況

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